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企画展

[復元建物展示]「行在所になった府中の大店」|府中市郷土の森博物館

行在所になった府中の大店

明治時代になると、明治天皇自ら日本各地へ視察に赴くようになります。その際に天皇が宿泊したり昼食をとったりした場所を行在所といい、多くは地域の名望家の住居があてられました。行在所は明治天皇の聖蹟となり、昭和初期にはその一部が国の文化財として史蹟に指定されるも、戦後すぐに解除されたという歴史があります。

当館園内にある旧田中家住宅は、旧甲州街道沿いにあった大きな商家(大店)で、明治天皇が府中近辺を訪れた際は行在所として使用されました。一時は国の文化財に指定されますが、戦後の文化財指定解除後、建物の老朽化等によって天皇が泊まった部屋(御座所)以外が取り壊されてしまいました。当館へ移築する際、明治時代の図面や写真等を元に復元されました。
本展示会は旧田中家住宅を会場にして、田中家の来歴と明治天皇との関わり、当館への移築・復元までについてご紹介します。

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イベント概要

開催期間’23年7月22日(土)〜’24年3月17日(日)
開催時間9時~17時
※入場は16時まで
会場府中市郷土の森博物館
旧田中家住宅
料金博物館入場料でご覧になれます。
公式サイト府中市郷土の森博物館公式サイト

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