観察日 | 2025年4月24日 |
場所 | 東京都八王子市南大沢5丁目 遊歩道沿い |
植物名 | ベニシジミ(紅小灰蝶) |
学名 | Lycaena phlaeas |
分類 | チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科 |
成虫の出現時期 | 3月〜11月(地域によって異なる) |
分布 | 日本全国 |
豆知識
成虫は花の蜜だけでなく、地面にしみた水分なども吸うことがある。オスとメスで若干模様の濃さに違いがある。
状況
駅に向かう遊歩道の道端で、ハルジオンの蜜を吸っているところを発見。白い花とオレンジ色の羽が美しく調和していた。
特徴
翅の表は鮮やかなオレンジ色で、黒い斑点と縁取りが入っている。裏側はグレーがかった茶色で、目立たない模様がある。小型で、開翅しても3〜4cmほど。春から秋まで広く見られ、野原や道端、都市部の公園でも普通に見かける。
記録者の印象
普段から何気なく目にしていた小さな蝶だったが、改めてその名前を知り、身近な自然の中にもたくさんの物語があることを感じた。ハルジオンに軽やかにとまって蜜を吸う姿が、春の光に溶け込んでいて、とても愛らしかった。
写真・記録:しみずことみ