観察日 | 2025年4月26日 |
場所 | 東京都八王子市南大沢5丁目 遊歩道沿い |
植物名 | ハナミズキ(花水木) |
学名 | Cornus florida |
分類 | ミズキ科 ミズキ属/落葉高木 |
花期 | 4月〜5月 |
原産地 | 北アメリカ |
由来
1912年、日本からアメリカへ桜を贈った返礼として、アメリカから日本にハナミズキが贈られたとされる。
状況
南大沢駅前でフラワーフェスティバルを楽しんだ帰り道、遊歩道沿いの植栽で発見。石畳に映える白い花が目にとまり、足を止めた。
花の特徴
目に見える大きな「花びら」のようなものは、実は総苞片(そうほうへん)と呼ばれる部分。中心に小さな黄色い本当の花が集まって咲いている。総苞片は4枚で、各片の先端がハート型にくぼむのが特徴。葉はやや大きく、鮮やかな緑色。春には白やピンクの花が咲き、秋には紅葉と赤い実も楽しめると聞いた。今から楽しみだ。
記録者の印象
花びらのように見える部分の先端に、どの花も同じような独特の「欠け」が入っていて、まるで自然がデザインしたような美しさを感じた。華やかすぎず、静かな誇りを持って咲いているように思えた。帰り道、柔らかい風に揺れる姿に癒された。
写真・記録:しみずことみ