由木の小さな歴史の痕跡を探しておさんぽ

動植物フィールドノート

ハナニラ(花韮) | 東京都八王子市南大沢

観察日2025年4月26日
場所東京都八王子市南大沢5-9 団地内の敷地
植物名ハナニラ(花韮)
学名Ipheion uniflorum
(イフェイオン・ユニフロルム)
分類ヒガンバナ科 ハナニラ属/多年草

状況

南大沢駅前でフラワーフェスティバルを楽しんだ帰り道、甘い香りに引き寄せられて発見。団地の敷地内の木陰に群生しており、緑の葉に囲まれて星形の花が涼やかに咲いていた。

花の特徴

花は直径3cmほど、薄い青紫色で6枚の花弁が放射状に広がる。中心部にはやや黄色がかった小さな目があり、全体的にさわやかな印象。葉は細長く、ニラに似た形状をしている(触るとニラのような匂いがすることもある)。

記録者の印象

歩く速度をふっと緩めさせるような、やわらかく甘い香りが漂っていた。ふだんなら見落としそうな木陰に、静かに、しかし確かに咲き誇るその姿に心を打たれた。南大沢の団地にも、こうして香りとともに春が満ちているのだと感じた。

写真・記録:しみずことみ

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